23歳の時に、友人と二人で将来何かの役に立つ資格を取ろうと医療事務の資格を取得することにしました。二人とも、めでたく試験に合格することができました。友人は、それからしばらくして個人院の医療事務として働きました。私の方では、ずっと勤めていた仕事を辞めるつもりはなかったので、今でも、医療事務としての勤務をしたことがありません。今は、結婚して子供がいるのですが、外に働きに出ずに専業主婦をしています。結婚して、すぐに退職して専業主婦となったのですが、パートに出ようかと医療事務の面接に何度か行きました。しかし、未経験ということでどこも不採用となりました。友人にその話をしたら、友人の方でも、決まるまでに何件もの病院の面接を受けてやっと決まったのだと話していました。誰でも、仕事に就くときはたいていの場合が未経験です。ですが、未経験だと、なかなか雇ってもらえない仕事があることがわかりました。たとえ、未経験歓迎と求人に書かれていても、実際は経験者の方が即戦力になるわけですから、まあ納得のいく話ではあります。求人を見ているときに、少し意外に感じたのは、看護師の求人で未経験でも歓迎します、と記載されていたことでした。看護師は何となく、学校を卒業するときには就職先が決まっていて、フリーターのようにせくせくと就職活動をしなくてもいいようなイメージがあったからです。看護師は人材不足と言われていますが、これもまた経験者が優遇されるのではないかと感じました。